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自然の国、ニュージーランドのワーホリ情報をお届けします!

更新日2023.09.04

自然の国、ニュージーランドのワーホリ情報をお届けします!

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スマ留編集部

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広大な自然が都市に隣接し、独自の文化が根づくニュージーランド。治安が比較的よく、日本と比べても温暖な気候であることから過ごしやすい島国です。そんなニュージーランドにはワーホリ制度があります。語学のためにも、また貴重な経験を積むためにもワーホリはおすすめです。

この記事ではニュージーランドのワーホリ事情についてご紹介します。

また、ニュージーランドワーホリの概要についてはこちらの記事でまとめていますので、留学のほかにワーホリをお考えの方は、ぜひご参考ください。

 

治安は世界でもトップクラス!ニュージーランドの基本情報

太平洋南西に位置するニュージーランドは北島と南島に加えてスチュアート島、ワイヘキ島、ランギトト島、グレートバリア島など多数の島々から構成されています。人口は約470万人で羊のほうが人よりも多いといわれるほどです。人口の3分の1は北島のオークランドに集中し、首都のウェリントンは約20万の人々が生活しています。ニュージーランドはイギリスの植民地だった影響からヨーロッパ系が多く、ほかにもマオリ系、アジア系、ポリネシア系が混ざり合う多文化国家となっています。

日本との時差は3時間です。しかしニュージーランドは、サマータイムが10月から3月末まで導入されているので、そのあいだ時差は4時間に変化します。サマータイムは高緯度に位置する複数の国で導入されているシステムです。夏季の長い日照時間を有効活用するために、時計の針を1時間早めます。ニュージーランドは、日本からオークランドへ直行便を使えば約11時間で到着します。

治安

世界的にみてもニュージーランドの治安はよいとされています。住みやすい国としてさまざまな機関や雑誌に取り上げられるほどです。しかし、スリや置き引きといった軽犯罪や、とくに空き巣や車上荒らしが多いのも事実です。戸締まりはしっかりとし、荷物から目を離さないよう心がけましょう。

また、地域によっては安全とは言い切れない場所があります。例えばオークランドの南部貧困層が住むエリアなどです。ニュージーランドでワーホリや留学をしている分であればそうかかわらない場所かもしれませんが、不必要に近づかないことが大切です。事件や事故に巻き込まれてしまったら、緊急電話番号の111番を使ってください。警察、消防、救急車すべてが111番で共通しています。

気候

ニュージーランドには日本と同じように四季がありますが、南半球に位置するため日本と季節が逆転しています。
冬の6~8月は雨季で降水量が多く、平均気温は10℃~15℃で7月が最も寒いです。夏は12~2月で冬と異なり、晴天が続きやすいです。1~2月が最も暑く、平均気温は20℃~30℃となっています。1年を通して温暖な気候ですが、南島は北島より寒い特徴があります。

交通

都市間の移動は鉄道も利用できますが、バスが一般的です。オーストラリアのバス会社は2社が主な運行会社で、うまく活用したらニュージーランド国内をすべて回ることができます。

バスでニュージーランドを移動するのであれば、フレキシーパスを利用すると運賃がお得になります。ニュージーランド全国で使用可能で、バスの走行時間によって料金が変動する仕組みです。最短15時間から最長60時間まで10種類のパスがあり、自分のバスを利用する時間に合わせて購入します。フレキシーパスはフェリーにも使用可能です。ニュージーランドの島の移動ではフェリーを利用することもでき、とくに北島と南島の移動は風景も楽しめるのでオススメです。

市内での移動はバスか列車が主な手段です。ウェリントンではケーブルカーが有名で、登った先にある頂上からは植物園や博物館、天文台を訪れることができます。クライストチャーチでは自転車専用レーンが整備されているので、移動手段として自転車を活用できるほかサイクリングを楽しむこともできます。

治安は世界でもトップクラス!ニュージーランドの基本情報

自然のなかで生活できる!ニュージーランドの特徴と都市について

都会より田舎らしさが感じられる農業国のニュージーランドは、ワーホリで就学や就労に集中したい人に向いているといえます。もちろん観光の名所である自然の景観や、アクティビティも豊富なので息抜きに楽しむこともできます

ニュージーランドといえば自然

北と南で様相を変えるニュージーランドは、国内でさまざまな自然の風景を目にすることができます。例えば、南島ではニュージーランド最高峰のマウントクック(アオラキ)で簡単な山歩きを楽しむことができます。マウントクック国立公園には、タスマン氷河など山以外にもみどころはたくさんあります。

同じ南島に位置するミルフォードサウンドは、世界遺産に登録された氷河によってつくり出された地形をもつ湾、フィヨルドを眺めることができる場所です。移動にはクイーンズタウンから車で4時間ほどかかります。ミルフォード・トラックでのトレッキングや、カヤック、海中展望台などアクティビティも豊富です。

北島にはロトルアは温泉と間欠泉が必見です。地熱地帯のワイ・オ・タプ・サーマル・ワンダーランドは温泉が緑やオレンジなど色彩豊かに色を変え、レディ・ノックス・ゲイザーは20mもの間欠泉を噴き上げるなど訪れる人を飽きさせません。また、ロトルアでは、ニュージーランドの先住民であるマオリ文化に触れることもできます。

マオリの文化

ニュージーランドの先住民マオリはニュージーランド文化の根っこを担う人々です。1000年以上前、マオリの祖先がアオテアロ(現ニュージーランド)を発見し定住したといわれています。ニュージーランドにはマオリ語が由来の地名もあり、例えばロトルア(Rotorua)は「湖」(Roto)と「2番目」(rua)のマオリ語が由来です。

日本人がマオリで知っているのは「ハカ」というマオリの伝統的な踊りかもしれません。ラグビーのニュージーランド代表が躍ることで有名で、敵と対峙する時や和平を結ぶ際に躍るものです。また、マオリの人々は日本ではすばると呼ばれるプレアデス星団をマタリキと名づけ、冬に星が見えると新年を祝う習慣があります。

代表的な都市

①オークランド
ニュージーランドのワーホリでもとくに人気な都市がオークランドです。ニュージーランド最大の都市であり、求人豊富で仕事を求めて人が集まってきます。また、語学学校の数も多く就学にも最適といえる場所です。観光地としても人気で、クイーン・ストリートではショップが立ち並び、パブで食事を楽しむことができます。マリンスポーツも体験でき、ニュージーランドの都市のなかでも日本人が多いです。

②ウェリントン
北島の最南端に位置するニュージーランドの首都、ウェリントンは演劇や博物館など芸術や文化を味わうことができます。オークランドと比べるとコンパクトな印象で、徒歩で移動することも可能です。また、ほかの都市より日本人は少ないです。  

③クライストチャーチ
別名「ガーデンシティ」と呼ばれるように、南島のクライストチャーチは穏やかな雰囲気が漂い、美しい公園や庭園が数多く点在します。建物はイギリスを彷彿させるゴシック様式が多くみられます。これはこの地の名前がイギリスのクライストチャーチカレッジ出身者が多いことから名づけられたように、イギリスと深くかかわっているからです。夏季にはイベントが数多く開催され、近郊では農業が盛んです。クライストチャーチでは観光客相手の飲食店やショップ仕事が多くあります。

④クイーンズタウン
南島にあるクイーンズタウンは、夏はアウトドアで、冬はスキーリゾート地として世界中からの人々でにぎわいます。ワカティプ湖畔では蒸気船で景色を楽しみ、ウォルター・ピーク牧場ではニュージーランド名物の羊と触れ合うことが可能です。観光地のため、観光客相手のホテルやツアーガイドの仕事が多くあります。 

自然のなかで生活できる!ニュージーランドの特徴と都市について

指定病院で検査が必要!ニュージーランドのワーホリビザの取り方

eVisaと呼ばれるニュージーランドのワーホリビザは、申請時点で18~30歳であること、滞在資金として最低4,200ドルを所持し、帰国用の航空券もしくは購入費があることなどを条件としています。ワーホリビザでは、滞在が認められる期間は1年間で就学は6か月以内、就労期間は制限なしです。日本から申請する際は、申請料は無料です。

指定された病院での検査が必要

ニュージーランドのワーホリビザを取得するためには、病院での検査およびその結果をオンラインで提出する必要があります。ニュージーランド移民局が指定した病院、医師による、指定された検査内容でなければ無効です。指定病院は札幌、福岡、兵庫、大阪、東京に2点の6カ所です。指定医の混雑状況を電話などで確認してからオンライン申請をしましょう。検査内容は指定医による胸部レントゲン検査が基本ですが、血液検査など総合健康診断に変更する場合もあります。

具体的な申請手順

最初にニュージーランド移民局にユーザー登録します。ユーザー登録を終えたらオンライン申請ページから必要事項の記入をおこないます。申請後に、ニュージーランド移民局が健康診断の種類を指定する旨の連絡を送ってきます。医者の予約が近日中に取れなくても記入したオンライン申請書は保存が可能なので、焦らず受診できる日時を決めましょう。申請が下りたらメールで連絡がきます。オンラインで表示されるビザ発給の手紙を印刷し、パスポートに挟んでください。ニュージーランド入国時に、パスポートと一緒に入国管理官へ提示することで入国できます。

ビザの延長

移民局が認定した季節労働(シーズナルジョブ)に3か月以上携わることで、滞在期間を3か月間延長することが可能です。ビザの延長はニュージーランド国内からのみ申請を受け付けています。証明書もしくは給料明細書が必要になるので雇用主から受け取っておきましょう。

ニュージーランドのワーホリにかかる費用とその詳細

ニュージーランドでのワーホリをする際、滞在方法はフラットが基本です。フラットはニュージーランドのシェアハウスのようなもので、キッチンや風呂場を複数人で共同使用しますが基本は1人部屋で生活できます。家賃は週約300ドルです。

ニュージーランドの都会であるオークランドが一番家賃は高いですが、それ以外のエリアでも生活費は最低で月約10万円必要とされています。語学学校などの費用も含めて、1年で100~300万円ほど用意しておくと安心できます。

ニュージーランドのワーホリにかかる費用とその詳細

給料はどれくらい?職種は?ニュージーランドのワーホリのお仕事情報

観光客を相手にするお土産店や免税店の店員、ホテルの従業員、ツアーガイドや農業系の仕事が多いです。ニュージーランドのワーホリで人気なのがフルーツピッキングです。農園での仕事は夏に増える傾向があるので、求人サイトなどをチェックしてみましょう。

時給は約1,200円で、レストランのウェイトレスやキッチン仕事は給料が低くなる傾向があります。また、ニュージーランドで仕事をするには納税者番号(IRDナンバー)を取得しなければなりません。現在はオンラインでも申請することが可能です。

まとめ

ニュージーランドのワーホリは自然や観光に携わる仕事が多く、農業や観光業に興味のある人にとってよい体験が得られるかもしれません。そうでない人も、有名な観光地にかかわる仕事ができる機会になり得ます。また、ワーホリの合間にぜひ観光をしてみましょう。氷河やフィヨルド、カラフルな温泉といった独特の景観や、マオリの文化など、日本では得られない体験が充実しています。

ニュージーランドは小さな島国なので、バスのお得なパスを利用してニュージーランド全体を巡ることができます。これは、長期間滞在するワーホリならではの醍醐味です。

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